Apple、Safari Extensions Galleryへの「Safari機能拡張」の新規登録を終了

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Apple、Safari Extensions Galleryへの「Safari機能拡張」の新規登録を終了

Appleが「Safari Extensions Gallery」への「Safari機能拡張(.safariextzファイル)」の登録を、2018年1月1日をもって終了した。「Safari Extensions Gallery」では、引き続き登録済み機能拡張の配布は行われている。

「Mac App Store」一本化へ

「Safari機能拡張(.safariextzファイル)」は、主に「Safari Extensions Gallery」やApple以外のWebサイトからユーザーがダウンロードしSafariにインストールして利用していたが、「Safari 12」から非推奨とされ、開発者には「Mac App Store」に登録し公開するよう推奨していた。

今回の「Safari Extensions Gallery」への登録終了処置は、配布先を「Mac App Store」に一本化するための誘導処置の一環だ。自由な配布を制限しAppleが承認した機能拡張のみを配布することで、今後ますますSafari機能拡張のバラエティーが失われることになるのではないだろうか。

そもそもSafariはPCではMac版しか配布されておらず、ブラウザシェアは非常に小さいものだ。そのため多くの有名なブラウザ機能拡張はSafariには移植されていない。今回の制限によりこの悪い傾向がより拍車がかかるのではないかと危惧してしまう。

もちろんセキュリティの向上やユーザーの入手し易さ、インストールのわかりやすさ等が向上するメリットがあり、理解できる部分はある。それにしても自由配布を制限する今回の処置はデメリット面の方が大きいのではないだろうか。

「Safari機能拡張」を衰退させないように…

せっかく「Mac App Store」へ一本化させるのなら、機能拡張でSafariをコントロールできる制限の緩和や、全く新しい仕組みの機能拡張の導入などを行い、より高度にカスタマイズできる仕組みを整備して、他のブラウザとの差別化を図る施策を行う必要があると思う。そのような思い切った対策を行わなければ、ますますSafari機能拡張は衰退することだろう。