「WordPress 5.1 」がリリース、サイトの安全性を向上させる「サイトヘルス」機能が追加、新エディタのパフォーマンス向上

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「WordPress 5.1 」がリリース、サイトの安全性を向上させる「サイトヘルス」機能が追加、新エディタのパフォーマンス向上

オープンソースのCMS「WordPress 5.1」、コードネーム「Betty」が現地時間2019年2月21日にリリースされた。先月公開されたWordPress 5.0.3に続くリリースで、WordPress 5.0で導入されたブロックエディタ(Gutenberg)を引き続き改善させ、サイトの安全性を向上させる「サイトヘルス」という機能を新たに追加している。

ブロックエディタ(Gutenberg)のパフォーマンス向上

「WordPress 5.1」は「洗練」にフォーカスしている。つまり大改造を行ったWordPress 5.0を研ぎ澄まし、完成度を高めることに注力しているようだ。まずブロックエディタ(Gutenberg)全体のパフォーマンスを改善させている。

この新エディタは非常に多くの新機能を搭載しているためか非常に動作が遅い。特にWordPress 5.0リリース時には実用性に耐えられるかどうかのギリギリの状態だった。5.0.3までのアップデートで徐々に動作を改善はしていたが、今回のリリースでもさらにパフォーマンスを改善している。また今後数回のバージョンアップでさらに最適化する予定だ。

サイトの安全性を確保する「サイトヘルス」機能

「WordPress 5.1」には、サイトの安全性と速度を念頭に置き「サイトヘルス」機能が追加された。

本機能はサイトで動作しているPHPのバージョンをチェックし、あまりにも古すぎる場合は警告を表示する。WordPressは現在PHP 7.1以上で動作するよう設計されているが、一応古いバージョンでも動作する。しかしあまりにも古すぎるとPHPのメンテナンスバージョンアップ自体行われていない場合が多く、脆弱性が発生してしまいサイトが危険にさらされてしまうことがある。

「サイトヘルス」は、PHP 5.6以下を導入しているサイトの場合に、警告を[ダッシュボード]ページで表示してPHPのバージョンアップを催促する。今後は徐々に警告表示するPHPのバージョンを引き上げていく予定だ。

またWordPressに新しくプラグインを追加する場合にも「サイトヘルス」機能がPHPのバージョンと互換性をチェックし、互換性がない場合はインストールをブロックするようになる。

新機能以外にも微調整が行われ最適化

本リリースでは、その他にもデータベーステーブルの追加やCron APIの更新、新しいJavaScript ビルドオプションの導入などが行われたほか、開発者向けに様々な改善が行われている。

「WordPress 5.1」はWordPress.orgからダウンロードできるほか、WordPressの管理画面から更新可能。自動バックグラウンド更新は今回は適応外のため、手動でアップデートする必要がある。

Source: WordPress.org