Apple、中国市場で価格見直しの結果、iPhoneの売上が急速に改善中

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Apple、中国市場で価格見直しの結果、iPhoneの売上が急速に改善中

先日Appleが発表した2019年第1四半期におけるiPhone販売台数は残念なものだったが、中国市場で2019年1月に実施されたiPhoneの値下げにより売上が持ち直し始めているようだ。中国メディアのFengが報じている。

ようやく持ち直してきた中国市場

Appleは中国市場のiPhone販売不振により、1月10日にiPhoneのほぼ全てのモデルの卸売り価格を引き下げたが、それが功を奏したようだ。卸売り価格を引き下げた結果、小売店の販売価格も低下した。特に「iPhone XR」が非常に格安で入手できるようになり、売上が急速に改善している。

Fengによると、Alibabaでは1月13日以降、iPhoneの売上がなんと76%増加。Suningでは「iPhone 8 / 8 Plus / XR」で売上が急増したという。また蘇寧電気では1月11日以来、売上が83%増加するなど非常に好調のようだ。

今後は中国以外の地域でも価格改正

Appleのティム・クックCEOは2019年第1四半期の決算報告後、「一部地域のマクロ経済状況に応じて価格調整する」と語っており、中国市場のみならず積極的な価格戦略を今後もとり続けると予想される。

またAppleは2019年第2四半期に550〜590億ドルの収益を見込んでおり、iPhoneの売上をさらに改善するため、積極的な価格改正と買い換え促進キャンペーンを引き続き実施していくことは間違いない。

しかし過剰に値下げを行った場合、逆に利益率が悪化するばかりか、Appleの「プレミア製品」というイメージが崩壊する恐れがある。ブランドイメージをいかに維持しながら収益を改善するかが、今後Appleの課題になることだろう。

Source: MacRumors