Mozilla、Webブラウザ「Firefox 65」を正式リリース、画像フォーマット「WebP」や「Handoff」をサポート

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Mozilla、Webブラウザ「Firefox 65」を正式リリース、画像フォーマット「Webp」や「Handoff」をサポート

Mozillaは現地時間の1月29日に、Webブラウザ「Firefox 65」の正式版を公開した。本バージョンでは、画像フォーマット「WebP」をサポートし、トラッキング保護を強化、macOSとiOSの「Handoff」サポートなど、様々な機能の追加や変更が行われている。

新コーデック「WebP」をついにサポート

「Firefox 65」の注目点は、画像フォーマット「WebP」をサポートしたことだ。「WebP」はGoogleが開発しているオープンな静止画フォーマットで、非可逆圧縮の場合JPEGで最大34%のファイル容量を削減可能。可逆圧縮ではPNGと比べ約28%程度軽量化することができる。拡張子は「.webp」で「ウェッピー」と読む。

Mozilla、Webブラウザ「Firefox 65」を正式リリース、画像フォーマット「Webp」や「Handoff」をサポート

今回「WebP」を正式サポートしたことで、同フォーマットをサポートするWebブラウザは「Google Chrome」「Opera」「Microsoft Edge」となり、大部分のWindowsブラウザは「WebP」をサポートしたことになる。

またAndroidの「Google Chrome」も対応しており、WindowsとAndroidでは「WebP」フォーマットのサポートは十分整ったといえる。だがmacOSやiOSについては「Safari」が依然として対応しておらず、このことから「WebP」の普及はまだまだ先になるだろう。結果としてAppleがWeb業界の足を引っ張る形となってしまうことは非常に残念だ。

デバイス間連動機能の「Handoff」をサポート

本バージョンでは、macOS / iOSデバイス間連動機能の「Handoff」をサポートし、iPhoneで閲覧中のページをmacOSのFirefoxで開くことが出来るようになった。

トラッキング保護機能

「Firefox」には前バージョンでも「トラッキング保護」機能は搭載していたが、設定が簡易化され、コンテンツブロッキングのレベルを「標準」「厳格」「カスタム」の3つのオプションから選択できるようになった。

Mozilla、Webブラウザ「Firefox 65」を正式リリース、画像フォーマット「Webp」や「Handoff」をサポート

「標準」の場合はプライベートウインドウのみトラッキングをブロックし、「厳格」の場合は全てをブロッキングする。上級者は「カスタム」からカスタマイズ可能だ。

このコンテンツブロック機能はCookieまでブロックしてしまうため、「厳格」に設定するとWebサイトが機能しなくなる場合があるため、注意して設定して欲しい。

その他、複数ウインドウが同時に開かれるのを阻止する「ポップアップブロッカー」機能も改善している。

その他の追加機能・変更点

URL欄に「about:performance」と入力すると表示される「タスクマネージャー」がアップデートされ、タブとアドオンのメモリー使用量が確認できるようになった他、Windows版では動画コーデックの「AV1」をサポート、セキュリティ関連の修正も本アップデートに含まれており、合計8個の脆弱性が修正されている。

FirefoxはMac OS X Mavericks 10.9以上で動作するMacアプリで、Firefox公式サイトから無料でダウンロード可能だ。既にインストールしている場合はメニューバーの[ファイル]→[Firefoxについて]から最新バージョンに更新することが出来る。