iPhoneの売上成長率は2019年後半に2018年とほぼ横ばい、Appleの著名アナリストが予測

投稿日時:

iPhoneの売上成長率は2019年後半に2018年とほぼ横ばい、Appleの著名アナリストが予測

第4四半期のiPhoneの販売不振を予測した著名アナリストMing-Chi Kuo氏が「iPhoneの売上成長率は2019年後半にほぼ横ばいになる」と予測していることがわかった。

辛い時期から間もなく脱出? 市場は悲観すぎる

現地時間の1月27日に発表された「TF Industries」レポートで、Kuo氏は3月以降のiPhone出荷台数は市場予測よりも改善するとした。2019年のiPhoneの出荷台数は、市場予測では約1億8000万台に達すると見込まれているが、Kou氏は1億8800万〜1億9200万になると予測している。

Appleが来週に発表予定の第1四半期(2019年1月〜3月)のiPhoneの売上台数は、下取りプログラムの影響で中国以外の国々で需要が高まったと分析し、3,600万〜3,800万台に達するだろうと予測。

第2四半期(2019年4月〜6月)の売上は3,400万〜3,700万台でほぼ横ばい。下半期は秋に新型iPhoneが登場し更新需要と同時期に展開される下取りプログラムの影響から、欧州地域の市場シェア拡大を予測している。

次期iPhone次第?米中貿易戦争とiPhone価格がキーとなる

Appleが2018年の第4四半期でiPhone販売に苦戦した背景として、米中貿易戦争の影響でiPhoneが中国市場でバッシングを受けたことと、価格設定が強気すぎたことが影響したと予想される。

今回のレポートでKuo氏は、2019年下半期は比較的楽観的な予測をしているが、貿易戦争が泥沼化した場合の影響は計り知れず、次期iPhoneで5Gサポートが先送りされた場合に少なくとも影響が2020年第2四半期まで及ぶことを考えると、個人的には楽観視できないばかりか、下手をするとシェア後退が進行すると予想する。

果たして2019年にiPhoneの売上は復活するのか。今後とも注意深く観察していこうと思う。

Source: 9to5Mac